鳥取平野の海岸部に東西16km、南北2kmにわたって広がる海岸砂丘。高低差は最大で約90mにも達し、日本最大のスケールを誇る。日本海の砂が強い風によって陸に堆積してできたもので、現在の姿になるまでに10万年の歳月を要したといわれている。砂が強い風に吹きつけられてできる「風紋(ふうもん)」「砂柱(さちゅう)」や、砂粒が暖簾のように斜面を滑り落ちる「砂簾(されん)」など、多くの自然の造形美を見ることもできる。 |
わらべ館は、童謡・唱歌とおもちゃのミュージアム。「おもちゃの部屋」には、世界のおもちゃ、昔のアニメ番組のヒーローの人形、駄菓子屋さんの玩具などが展示されている。「童謡の部屋」では昔なつかしい小学校の木造校舎の教室が再現され、唱歌や童謡が聞こえてくる。 |
鳥取民藝美術館は、白壁に茶色の石州瓦を葺いた土蔵造りの美術館。昭和24年吉田璋也によって開館され、山陰地方は勿論、日本全国、朝鮮、中国、ヨーロッパの古い時代の民芸品が3〜4ヶ月ごとに入れ替わりながら展示されている。芸術家の作品ではなく、修錬を積んだ職人たちが丹誠込めて造った作品を展示している。 |
「因幡の白兎」の舞台となったのがここ白兎海岸。白砂の浜が続く美しい海岸で、夏は海水浴場としてにぎわっている。国道沿いには童謡「大黒さま」の歌碑もあり、近くには白兎神を祀った白兎神社がある。沖には神話の中で白兎がいたという淤岐ノ島(おきのしま)があり、島と岬の間には、ワニ(サメ)の背中に見立てられた岩が並ぶ。国の天然記念物に指定されている「ハマナス」の自生南限地帯でもある。 |
仁風閣は1907年、旧鳥取藩主池田家の別邸として建てられたフレンチルネッサンス様式の洋館で国の重要文化財に指定されている。館内では鳥取池田家の歴史をパネルで紹介するとともに、池田家ゆかりの品々などを展示している。その背後に鳥取城跡がある。鳥取城は戦国大名の山名氏が築いた城で、江戸時代には池田家12代の居城だった。今も残る山門や石垣などが往時を偲ばせている。 |
用瀬町の流しびなは旧暦の3月3日に男女一対の紙雛を菱餅や桃の小枝を添えて千代川に流し、無病息災で1年間幸せに生活できますようにと願う情緒豊かな行事。昭和60年、県無形民俗文化財に指定された。流しびなの館は、室町時代の金閣寺をモチーフにした大型木造建築で、江戸時代をはじめ各時代の雛人形 、雛飾り、加茂人形、御所人形などを常設展示している。館前には、渡るとひな祭りのメロディーが流れるひいな橋もある。 |