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テーマのある旅
個性派美術館さんぽ
 
  思いがけない場所に建つ美術館。
知らなければ通り過ぎてしまいそうな所でも、
新しい発見や感動に遭遇することができる。
作品に魅せられ、造り出した人を思う。そしてその空間に憩う・・。
何度でも足を運びたくなる、
お気に入りのアートスポットを見つけよう。
 
1.植田正治写真美術館
植田正治は日本を代表する写真家。生まれ育った境港で活動を続け、その作品は世界的にも評価が高い。海外でも「UEDA-CHO(植田調)」と呼ばれる独特な表現スタイルを確立し、「少女四態」や「パパとママとコドモたち」などを生み出した。1996年にはフランス芸術文化勲章を受けている。美術館は大山麓の岸本町に建ち、鳥取出身の高松伸の設計。12000点を所蔵する植田作品を中心に企画展示を行っている。映像展示室では部屋全体がカメラの原型であるカメラオブスキュラになっていて、カメラの基本原理を体験できる。
 
3.夢二郷土美術館
岡山後楽園のすぐそばに建ち、赤煉瓦の外壁に風見鶏という外観の「夢二郷土美術館」。大正ロマンの詩画人・竹久夢二の作品を集めた美術館で、夢二生誕100年を記念して昭和59年3月に開館した。「立田姫」「秋のいこい」「加茂川」などの代表作や夢二の装丁した本、著作本、表紙や挿し絵を手がけた雑誌など、収蔵品約2500点の中から約100点の作品や資料を展示。牛窓に近い邑久町には夢二が16歳まで過ごした生家が「夢二郷土美術館分館」として、世田谷区松原に建てたアトリエを復元し「少年山荘」として公開している。
2.足立美術館
足立美術館は安来市出身の事業家・足立全康氏が収集した美術品をもとに1970年開館。近代日本画コレクションを中心に、横山大観をはじめ榊原紫峰、北大路魯山人や河井寛次郎の陶芸作品などが見所となっている。1300点に及ぶ所蔵作品を年4回に分け特別展を実施。また雄大な借景を利用した日本庭園を観賞できる美術館としても知られており、四季折々の風情を見せる庭園の美しさは素晴らしい。米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が実施した日本の庭園ランキングで第1位に選ばれている。
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4.萩美術館・浦上記念館
町並みが保存された城下町の近くに建つ「萩美術館・浦上記念館」は、萩市出身の実業家・浦上敏朗氏により寄贈されたコレクションをもとに、平成8年に開館した。浮世絵版画と東洋陶器が中心で、浮世絵版画では4800点を所蔵し菱川師宣から、歌麿、写楽、北斎、広重らの六大浮世絵師など幅広い年代の作品をそろえ、中国・朝鮮の陶器も約400点を所蔵。展示室では企画展を行い、中二階の特別展示室では浮世絵作品の名品を一点だけ月替わりで展示している。丹下健三設計の建築は土塀や細長い建築群など、萩の歴史的な景観を特徴づける形態を取り入れたデザインだ。
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