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西中国山地の山懐に位置する安芸太田町。旧筒賀村にある井仁集落は、すり鉢状の傾斜に石積みの棚田が広がり、美しい景観を誇る棚田集落。標高は450〜500mほどで約10haに324枚の水田があり、27戸の農家が営んでいる。地元住民自らが棚田の景観や歴史文化を地域資源として再評価し、維持管理、保全に努めてきた。写真コンテストや、年2回の「棚田まつり」を主催。50年前の田植えを再現し、都市の子供たちに体験してもらい、交流を行っている。 |
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岡山県の真ん中あたりに位置する美咲町(旧旭町)。小山の棚田は中央町と久米南町の境に近い、町の東端にある。棚田は標高646mの天子山南面に開かれている。明治から昭和20年代に築かれた比較的新しい棚田は、山間の風景と良く調和している。この景観の美しさが「日本の棚田百選」に入った理由だ。面積は5.5ha、5戸の農家が作る30枚ほどの田んぼが階段状に続く、こぢんまりとした棚田だ。訪れるには車でないと難しい。 |
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東後畑の棚田は日本海に面した珍しい棚田。北長門海岸国定公園に指定されている切り立った海岸線から、少し上がった標高150mあたりに、その棚田はある。戦国から江戸時代にかけて開かれたとされ、約7haに210枚の石積み田んぼが広がっている。日本海を眼下にする水田は、優美な景観をつくりだし、特に5月〜6月の夕方に見られる漁り火と水田の光景は幻想的だ。JR山陰本線・人丸駅からタクシーで15分ほど、細い道を海岸と山の間を縫うように走る。
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浦富海岸と岩井温泉がある岩美町。その岩井温泉から山中に入り、山林に囲まれた標高230m付近に広がる横尾棚田は、鳥取県内でも有数の美しい棚田だ。江戸時代中期に開墾されたこの棚田は25haあり、500枚の田んぼを56戸が作っている。集落と棚田を山林がやさしく包む風景は素晴らしい。「棚田ファンクラブ」を全国に先駆け設立し、都市住民との交流や保全活動を行っている。近くには田舎料理が食べられる「どんづまりハウス」もある。 |
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山陰の城下町益田は万葉詩人・柿本人麻呂ゆかりの地。その人麻呂が歌に詠んだ打歌山は現在では大道山と呼ばれ、その中腹の下平集落に位置するのが中垣内棚田だ。平安から室町時代に開かれたとされる棚田は石積みで、急傾斜地の中、6.2haの面積に376枚もの田んぼが連なっている。アクセスはJR益田駅よりバスにて「中垣内出口」バス停下車、徒歩約30分。 車では国道9号須子町交差点より主要地方道14号を二条方面へ、約20分。
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